Film / Foot Locker / Spank フットロッカーの靴溺愛CM

12月 14th, 2010 by codon


 
Footlocker(フットロッカー、靴の小売店)のCMがおもしろかったです!
 
 
だいたいの内容:

(1)部屋の中に入ったとたん、男をベッドに押し倒し、ズボンを脱がせる女。

(2)男をうつぶせにベッドに寝かせ、馬乗りになって、男のケツをスニーカーで叩きはじめる。

(3)叩いたスニーカーのブランドや種類を、男がつぎつぎと当てていく。
 
 
女優さんの表情が、怒ったような乱暴な顔からだんだん満足気になって、最後には笑みを浮かべるのがすげーいい。

この女は男のケツを叩くのが唯一のストレス発散方法で、男はそんな理不尽な女の要求すらどうでもいい重度の靴フェチなのだろうか、

とか。

あるいは、スニーカー以外に一切興味のない男と、この女がコミュニケーションを取れる唯一の方法がケツ叩きなのだろうか、

とか。

いろいろと想像させてくれるのが楽しい。

(フットロッカーの表現トーンはよく知らないけど、それにもきっと合ってるんだろう。)

すばらしい演出だと思いました!
 
 
 

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そこらへんのアーティストより、はるかに歌が上手いホームレスの映像。

12月 8th, 2010 by codon

まずはこちらを見てみてください。


 
すごいですね。

ほんとに上手い。
 
なんでホームレスやってるの?って思います。
 
 
こちらのような映像もあり、ヤラせの類ではないようです。


 
 
  
世間的な価値観からは(たぶん)少し離れた人生を送っているこのような人が
世界のどこかにいて、今日を生きているということに驚き、感動しました。
 
 
もし10年前なら、僕がこのおじさんの映像を見ることは、きっとなかったはず。
 
 
インターネットが普及して、常時接続が当たり前になり、映像を流すことのできる帯域が整備され、誰かが「いいね!」と思ったコンテンツのURLが不特定多数の人から人へと伝播するグローバルな仕組みができあがったから、僕はこの映像を見ておじさんの存在を知ることができたわけで。
 
 
母さん、世界は、とてもゆっくりとだけど、ひとつになっている気がするんだ。
 
 
もちろんこの映像の場合、「歌がめちゃくちゃ上手なホームレス」という設定(文脈)と、それを裏付ける事実がセットになって映像化されていたからこそ、こんな日本の片隅までおじさんの歌声は届いたのであって、情報が流通する土管があるからといって何でもかんでも広がっていくわけではない。
 
 
クチコミだのバズだのが一時期流行って、広告・非広告問わず、伝染力のある多種多様な動画がネット上に溢れているけれど、そのような商業・非商業活動への反動として、面白かったり笑えたり感動するコンテンツに対する冷ややかな視線を皆少なからず持っているこんな世の中で(ポイズン)、果たしてどんな物語が人々の心に刺さるのだろうな、などなど考えてみたいです。
 
 

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Ambient / ターゲットをものすごく絞ったセキュリティ会社の求人広告

12月 7th, 2010 by codon

 

 
 

 
 
Gelangweilt? Bewerben Sie sich bei uns. (Bored? Inquire about a job with us).
Unter Uns. Bei uns können Sie mehr verdienen. (Between us, with us you can earn more).
“Entdeckt! Sie haben test fur einen Job bei uns bestanden”. (Discovered! You have passed test number one for a job with us).
 
 

スイスのセキュリティ会社による、おもしろい求人広告。

X線を通して見ると文字が浮かび上がる素材を手荷物に入れておくことで、空港の荷物検査官だけが、この求人情報を見れるようになっています。

検査官たちに「自分だけに言っている」と思ってもらうことで、企業の意思はより明確に、深く伝わるんですね。

素敵なアイデア。
 
 

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物語は、言葉の特権ではない。

11月 23rd, 2010 by codon
物語は、
言葉だけに与えられた
特別な機能ではない。
音も、
写真も、
絵も、
それぞれが単独で
物語を紡ぐことができる。
物語を、
「主人公(私)」が「異世界」へと旅立ち
帰ってくるまでのプロセスだと仮定すると、
音楽や芸術に表現される「非日常的な様相」は、
「異世界」の現世への表出であり
物語への入り口である。
音や
視覚芸術は、
物語への入り口を提示することで、
その背後に広がる「異世界」の存在を
鑑賞者に想像させている。
くわしくは分からないけれど、
音楽を聴いて心が打ちのめされるようなときは、
私たちの古い記憶を呼び起こすような旋律と
異世界を想像させるような旋律が
言葉が想起させる別のイメージと折り重なって
ひとつの感情のかたまりができあがっていくんじゃないか
という気がします。
以上、きょうのちいさな発見でした。

パンパカパーン!

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Film / “The Suburbs” Arcade Fire スパイク・ジョーンズ監督の新作MV

11月 22nd, 2010 by codon


 
 
Arcade Fireというバンドの新曲“The Suburbs”のために、スパイク・ジョーンズ監督がMVを作成。

郊外で起こった架空の戦争に巻き込まれてしまう子供たちを描いています。
 
 
たった5分ほどの映像なのに、心がギューッとなる。。

セリフはないけれど、子供たちの気持ちや、彼らにとっての世界の見え方、社会に対する不安のようなものが、手に取るように伝わってきます。

すげえ。

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Book / 「2020年国内大手広告代理店崩壊」を読んだお。

11月 17th, 2010 by codon


 
 
2020年国内大手広告代理店崩壊(こちらから購入可能)を読みました。

タイトルはけっして大げさなものではなく、様々な分析に基づいた根拠のある内容だったと思います。

内容は、国内代理店の収益状況の冷静な分析からはじまり、収益構造のボトルネックの分析、フィー制度の詳細、インターネット広告におけるアドネットワークの仕組みへと続き、今後、広告代理店が生き残るための提言でしめくくられます。
 
 
本書にもあるとおり、今後インターネット広告のROIが明確になればなるほど、テレビなど既存媒体の費用対効果も明らかとなり、メディアレップを生業としてきた広告代理店は収益を維持できなくなっていくでしょう。これは明らかな流れのようです。

大手の広告代理店は、オンライン広告のこのような新しいフレームに対応できる人材を揃えていくか、あるいはアウトソーシングするかという判断を迫られることになるはず。

そして、このような流れに対応できない(メディア取引を主要なビジネスとする)小さな代理店は、インターネットの主要デバイスがモバイルに以降する頃を目処に、かなりの確率で整理されていくのではないかと思います。
 
 
本書によると、世界最大の広告代理店WPPは、その名称をすでにマーケティングサービスカンパニーと変え、リサーチ、PR、ブランドコンサルなどのサービスが売上の50%に達しているそうです。

またUSコカ・コーラ社は、2010年4月、広告代理店への報酬を成果型(レベニューに貢献しない場合は実費のみの支払い!)に変えることを表明し、2011年以降世界中の市場でこの方式を採用していくことも決定しているそうです。
 
 
世界はどんどん変わっていますね。
「ふつう」の賞味期限がこんなに短い時代は、人類の歴史上なかったんじゃないかと思うくらい。
(でも、たぶんあるんだろうな。)
 
 
こんな世の中で、自分にしかできないことを必死で磨いていきたいと思います。がんばろう。。
 
 
これは個人的にですが、DSP(Demand Side Platform)やデータエクスチェンジといったアドネットワークのプレイヤーに関するくわしい知識が得られただけで、十分500円の元は取れたと思います!
 
 
最後に悪い部分も一つ。。
電子書籍と言いつつ、パワポをそのままPDFに変換したようなフォーマットなので、すげー読みにくかった(笑)
内容とは関係ない部分だけれど、もうちょっと装幀には気を遣ってほしかったですお。
  
 
2020年国内大手広告代理店崩壊
 
 
 

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Film / New World / Slice of Heaven 野菜で楽器を作ってしまうニュージーランドのCM

11月 17th, 2010 by codon


 
 
ニュージーランドのスーパーマーケット「New World」のCM。

野菜を使って楽器をつくり、コンサートを開くまでのドキュメンタリー風のムービーです。

ブランドメッセージは「Different, like you.」

野菜の新しい楽しみ方?を提案してるんでしょうか。

野菜は食べるものだぞ、楽器にするなんてバカげている、という声も聞こえてきそうではありますが、みんな子どもの頃に、一度くらいは野菜で楽器やおもちゃやハンコ作ったりしたよね。

映像が楽しそうだったので、思わず見最後までてしまいました。
 

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Film / Google Android / Baking ginger bread

11月 16th, 2010 by codon

 
通称Ginger breadと呼ばれている、次期Android(ver 2.3 or 3.0)の予告映像が公開されていました。
 
 

 
 
映像自体は、巨大なジンジャーブレッド(ショウガを使ったクッキーの一種)が、Googleの敷地にやって来るというシンプルなものなのですが、、

僕がすげー気になったのは、、

スタッフに、若いアジア系の人が多い!

ってこと・・・でした。

Andoroidの開発に携わってる日本人もいるのかなー。
 
 

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ソーシャルメディア上で、なぜ情報は拡散するのか?

11月 12th, 2010 by codon

情報が拡散するとき、人の心はどんな状態にあるのか?

 
なぜ人はRTするのか?というブログで、TwitterのRTについて興味深い記事がエントリーされていました。

人がRTする理由は、以下の6つに分類できるという内容です。
 
 

読者が読んでいる情報を他の人と共有するとき、いくつかのきっかけがありますが、大きく以下のようなものにわけることができます。

(1) おもしろいから
(2) 自分自身に関係するから
(3) マイナスの気持ちを訴えたいから
(4) 備忘録、ブックマークの代わりとして
(5) 社会貢献として
(6) 仲間との連帯感を強める

 
 
なるほど!って感じでしたが、ここでは勝手ながら私の視点で、これらの分類をもう少し整理してみたいと思います。
 
 
まず、

「(1) おもしろいから」
「(2) 自分自身に関係するから」
「(3) マイナスの気持ちを訴えたいから」
「(6) 仲間との連帯感を強める」

という理由は、すべて
 
 
自分の心の動き(=感情)を共有したい。
 
※心の動き = 感動、怒り、おもしろい、悲しみ、発見 等
 
 
という理由にまとめることができるのではないかと思います。
 
「おもしろいから」はまぁそのままですが、「自分自身に関係するから」は、自分が感じていることと同じことを誰かが感じていた、という驚き・発見であると言えます。また「マイナスの気持ちを訴えたいから」は怒り・憤りの感情の共有であると言えます。
 
 
続いて、

「(4) 備忘録、ブックマークの代わりとして」

については、本当に備忘録ならローカルのメモに保存する方が便利ですから、この場合は、感情を共有したいという欲求が、「面白い情報を発見したから拡散したいけど、やりすぎて自己顕示欲の強いやつだと思われても嫌だな」という別の欲求によって、その言い方を変えているだけです。つまりこれも「感情を共有したい」カテゴリーに区分できます。
 
 
「(5) 社会貢献として」

コミュニティ(世界、日本、自分が帰属する集団)の利益に貢献したいという欲求は、他とは少し違うかもしれません。マズローの欲求段階説でも、自己実現欲求の中でも上位にランキングされている高次な欲求です。黒柳徹子さんの85%はこの欲求でできていると言われています。この場合、情報を拡散することで自己顕示欲の強さをアピールしていると思われたり、偽善者と思われたりするリスクとのトレードオフで、RTするかどうかは決まりそうです。
 
 
ということで、人が情報を他人に伝えてしまう理由を、ここでは、
 
 
(1)自分の心の動き(=感情)を共有したい

(2)所属するコミュニティの利益に貢献したい
 
 
という大きく2つに分けられるのではないかと、考えることにします。
  
 
※(2)を広義に捉えれば(1)に含まれる、という考えた方もあると思いますが、とりあえず・・・。
 
 
人は、(1)あるいは(2)のような感情を起こさせる情報(コンテンツ)を、うっかり拡散(RT)してしまうのですね。
 
 

情報拡散の(すげーカンタンな)モデル

 
 
で、このスキームを、簡易的に図式化したものがこちらです。
 
 

 
 
コミュニケーションノードとは、Twitterでいえば、一人ひとりのユーザアカウントや松岡修造Botに相当します。概念としてのとノードと、背後にいる本物の人間は、ここでは同一のものとして考えています。

あるノードから出力された1つの情報nの拡散力をYとすると、
関数Yに影響を与える変数としては
 
 
y1: コンテンツが持つ被拡散力
※このパラメータは、上記の「人が情報を他人に伝えてしまう」強度に依存して変動

y2: コミュニケーションノードNのコミュニティ内における信頼性

y3: コミュニケーションノードNの感情モード(よろこび/怒り)、あるいはその強度

y4: 情報nがTL上に出現してからの経過時間

y5: コミュニケーションノードNとN+1の社会的親密さ
 
 
などが挙げられると思います。
(つーか、いくらでも出てきそうです。。)
 
 

感情のモードが、情報の拡散力に影響を与える。

y3の「感情モード」は、「ナガオカさんと中村さんの議論に関する考察」を読んでいて気付いたポイントです。

中村さんが普段は見せない?感情のこもった発言をしたことで一連のツイートに注目が集まったのですが、情報発信者の意志やその時の感情の強さも、情報の拡散力に強い影響を与えるのだと思いました。

またこの件では、ナガオカさんと中村さんがTL上でやりとりする中で話題化したという経緯があり、「グッドデザイン賞の意味」という「テーマ」を議論するバーチャルな場がTwitter上に登場したことで、より情報の拡散力が上がったように思います。

Togetterなどのツイートをまとめるサービスは、そのような「場」を「テーマ」別に可視化するシステムと言えるかもしれません。

ということで、とくに明確な結論もなければ、図も作っただけで放置プレイなエントリーで非常に恐縮ですが、このようなスキームで考えると、ソーシャルメディアを動かしている力のようなものが、なんとなく理解できて面白いですね。
 
 
※上の図は、あくまでTwitter上でのRTの仕組みに注目したもので、RTされるツイートほどマーケティング価値が高いという前提に立つものではありません。RTはされないけど素敵なツイートもたくさんあります。
 
 

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Graphic / Hooters / フーターズのカモフラージュ広告

11月 8th, 2010 by codon

日本でも先月1号店がオープンし、世間のおじさんたちの話題をかっさらっているHooters(http://www.hooters.co.jp/)の新聞広告がおもしろいです。ガテマラ発です。
 
 
一見、カーホイール、釣り道具、日曜大工ツールの広告のようですが、よく見るとこんなコピーが。
 
 
This is a camouflaged Hooters ad.
(これは、カモフラージュしたHootersの広告です。)

It’s done this way so that your girlfriend doesn’t find out
that you are coming to our Happy Hour.
(お客様がガールフレンドに気づかれずにHootersのハッピーアワーを楽しめるよう、このような方法でお伝えしています。)
 
 
Hootersは、一番下の写真↓のようなコスチュームに身を包んだセクシーなお姉さんたちが、ハンバーガーやチキンをお色気たっぷりにサーブしてくれるという夢のようなお店なのですが、男性たちのゴール(お姉さんたちとの夢のひととき)への障害物・敵(社会的なうしろめたさ、奥さん)を想像させることで、Hootersに対する飢餓感をあおり、その稀少価値を高めているのが上手だなと思います。

(行ってみたいよぉ!)
 
 

 

 

 
 

 
 
Agency: Ogilvy Guatemala
 
 

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