そこらへんのアーティストより、はるかに歌が上手いホームレスの映像。
まずはこちらを見てみてください。
すごいですね。
ほんとに上手い。
なんでホームレスやってるの?って思います。
こちらのような映像もあり、ヤラせの類ではないようです。
世間的な価値観からは(たぶん)少し離れた人生を送っているこのような人が
世界のどこかにいて、今日を生きているということに驚き、感動しました。
もし10年前なら、僕がこのおじさんの映像を見ることは、きっとなかったはず。
インターネットが普及して、常時接続が当たり前になり、映像を流すことのできる帯域が整備され、誰かが「いいね!」と思ったコンテンツのURLが不特定多数の人から人へと伝播するグローバルな仕組みができあがったから、僕はこの映像を見ておじさんの存在を知ることができたわけで。
母さん、世界は、とてもゆっくりとだけど、ひとつになっている気がするんだ。
もちろんこの映像の場合、「歌がめちゃくちゃ上手なホームレス」という設定(文脈)と、それを裏付ける事実がセットになって映像化されていたからこそ、こんな日本の片隅までおじさんの歌声は届いたのであって、情報が流通する土管があるからといって何でもかんでも広がっていくわけではない。
クチコミだのバズだのが一時期流行って、広告・非広告問わず、伝染力のある多種多様な動画がネット上に溢れているけれど、そのような商業・非商業活動への反動として、面白かったり笑えたり感動するコンテンツに対する冷ややかな視線を皆少なからず持っているこんな世の中で(ポイズン)、果たしてどんな物語が人々の心に刺さるのだろうな、などなど考えてみたいです。