物語のあるブログはおもしろい?: ブログの影響力に関する調査
早稲田大学マーケティング・コミュニケーション研究所とgooリサーチが共同で、ブログの表現に関するおもしろい調査を発表していました。
この調査が着目したのは、ブログの「物語性」。
「物語性」が高い、すなわちストーリー性やエピソード性が高いブログほど、筆者の考えや気持ちを十分に理解し、読み手が自分のことのように理解し共感を抱きやすい、という仮説を統計的な調査で検証しています。
結果は、
(まあ当然といえば当然の結果だけれど、)
物語性の高い文章ほど、読み手の評価が高い
というもの。
また、
「あなたもこんな経験がありませんか」「**だと思いませんか」
といった呼びかけの文章がある場合、物語性がさらに高まる
ということも分かったとか。
この調査では、「物語性」を文章の構成方法のひとつとして考えているようです。
「物語性」と一口に言っても様々な要因があると思うのですが、
ことブログに関しては、
書き手の存在をリアルに感じることができる文章に読み手は共感をしやすい
という調査結果とも読み取れるのではないかと思います。
マーケティングの世界において、「物語性」の重要さは昔から認識され、とくにCMでは、いかにオリジナリティのある世界観を構築し、その中に上手く商品を溶け込ませるか、ということが議論、実践されてきたと思います。(「伊衛門」はそのすごい成功例!)
ただ、もはやCMとかWebとか新聞とかアバーブとかビロウとか、メディアの効力と使い道がぐちゃぐちゃに混在している今の世の中、ありとあらゆるメディアを横断的に伝わるストーリーテリング(物語性)のかたちが求められているのかもしれません。
Webと人間のインタフェースはこれからどんどん進化してくと思われるので、そのインタラクティビティと物語性が掛け算されたとき、もっと面白いクリエイティブが登場するんじゃないかとか、思ったりして。掘ってみる価値のある場所である気がします。
