Integrated campaign / Shocking Barack by Crispin Porter + Bogusky オバマにバイクは届いたか?
本日紹介するのは、Crispin Porter + Boguskyが手がけたキャンペーン「Shocking Barack」でございます。
※ちなみにBarackは、バラク・オバマの”バラク”
簡単に説明すると、Brammoという電動バイクメーカーのプロモーションのため、Brammo社員二人が、デトロイトからワシントンD.Cまで電動バイクで旅をして、彼らが乗って来たバイクをオバマ大統領にプレゼントしようという企画です。
二人が旅をする、デトロイトからワシントンまでのルートは、某自動車メーカーのCEOが大統領に経営再建支援を求めるために通ったルートと同じものだそうです。
サイトに、「このキャンペーンはアメリカ国民の善意に期待している」といった内容の説明が書かれている通り、電気バイクの充電や、二人の社員が寝泊まりする場所から、オバマに会うための方法まで、サイト上で募集をしています。かなりの場当たり的というか、電波少年的キャンペーン!w
旅の様子はYouTubeに逐次アップされ、バイクの現在地はGoogle Map上にほぼリアルタイムで表示されるようになっていました。Twitterも活用され、このサイトのURLを紹介している最新のツイートが表示されるようになっています。CP+BのAlex Bogusky氏自身も、Facebook上でこのキャンペーンを盛んに紹介していました。

キャンペーンサイト
最後にアップされた動画
で、気になる長旅の結果はというと、オバマさんに直接会うことはできず、バイクの鍵を入れた手紙をホワイトハウスに郵送してキャンペーン終了となったみたいです。うーん、会えたらすごかったのに〜。
このキャンペーン自体が有名になればなるほど、大統領も会わざるを得なくなるという筋書きだったのではと思いますが、どうやらそこまでは広がらなかったみたいです。(最後の動画の再生回数は、1,100回程度。)
結果がどうだったかは別として、たぶん超低予算であっただろうと想像されるこの案件。その中で、オバマ大統領という著名人の使い方や、ルート設定の仕方など、とても良く出来た設計のキャンペーンだと思いました。もし会えていたら、どれくらいの費用対効果になっていたか想像もつきません。
■クリエイティブ要素分析
・広告主(商品の作り手)が参加することによる、本気感の醸成
・オバマ大統領という最強の時事ネタと絡める
・「誰かが助けないと終わってしまう」という、人間の親切心を煽る演出
・GPSを使ったリアルタイムな位置情報の提供による、生放送感・リアルさの演出
・Twitter連携
・YouTube利用
僕が知らないだけで、PR側からの仕掛けがあったり、事後のパブリシティも獲得できているかもしれません。
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