Integrated Campaign / Boagas Great Drafts / Tasmanian Pipeline from London International Awards 2009
水曜日, 11月 18th, 2009
オーストラリアのビールメーカー「Boag’s」の統合型キャンペーン事例を紹介します。
ロンドンインターナショナルアワードで、ゴールドを獲得したコミュニケーションプランです。
Boag’s Draughtは、タスマニアのきれいな水から作らていることがUSP(ユニークセリングポイント)の、ドラフトビールです。
このビールの新発売に合わせて行われたのが、
オーストラリア本島から南東に約240kmの位置にあるタスマニア島から本島までビール専用のパイプラインを設置し、本島のあらゆる蛇口からBoag’s Draughtをいつでも飲めるようにする
という嘘キャンペーン。
フェイクとはいえ、このパイプラインについて説明するパンフレットを作って配布したり、実際に巨大なパイプラインを製造し、町中に(フェイクで)設置したり、建築過程を見せるなど、かなり凝った演出がされていたようです。
詳しくは、こちらの映像をご覧下さい。
かなりのオンラインメディアで取り上げられたと、ビデオでは言ってますね。
たとえ嘘のキャンペーンとはいえ、ここまでやったら許すってレベルまでやってるから驚きがあるし、クレームも(たぶん)発生しなかったんだろうと思います。
■クリエイティブ要素分析
・「パイプ建造」というリアルな行動を中心にコミュニケーションを設計(=クチコミの種)
・クチコミの衝動は「バカバカしさ」
・リーフレット、ポスター、Webサイトなど、多メディア展開で、情報の接触ポイントを点から線へ
受賞理由は「パイプを作る」というビッグアイデアの斬新さだったと想像できますが、実際にどれくらいの効果があったのかも知りたいところです。
■クレジット
Media Type: Ambient/Non-Traditional/Digital Media/Point-of-Sale
URL Address: www.boagspipeline.com.au/movies/Main.swf
Corporate Name of Client: Lion Nathan
Account Managers: Simon Ludowyke/Tara Seymour
Agency: Publicis Mojo Australia, Sydney
Creative Director: Micah Walker
Copywriters: Jon Rosen/Mike Burdick
Art Director: Paul Sharp

