Posts Tagged ‘日記(Diary)’
Diary / インハビタントと文化庁メディア芸術祭がそっくりな件。
月曜日, 2月 8th, 2010Diary / 乱立するカルチャー系・アート系ポータルサイトの行く末は?
木曜日, 1月 28th, 2010REDonePress
2010年1月、国内外のアートシーンを紹介するポータルサイト「REDonePress」がオープンした。アートの魅力やアーティストの生きる姿にスポットライトを当てることにより、国内アートシーンの発展と、日本人アーティスト情報の世界中への発信を目指すという。
取り上げられているアーティストは、ストリートに端を発するようなややアンダーグラウンドな人が多く、情報として新鮮である。記事によっては物足りなさを感じるものも多いが、これからどのような発展を遂げるのか楽しみである。
と、持ち上げておいてから落とすのもどうかと思うが、このようなエッジカルチャー(っていう表現は正しい?)を紹介する類のWebサイトは、需要に対して供給多寡だと思う。同じ情報が複数のポータルサイトで配信されることも多く、正直、どれを選べばいいのか悩ましい。ちなみに今の私のお気に入りはこんな感じ。
アート全般:HITSPAPER、PUBLIC-IMAGE.ORG
映像系:white-screen
展示会情報:Tokyo Art Beat
REALTOKYO、SHIFTは、最近は見なくなっちゃった。
書店に並ぶカルチャー系雑誌が、インタビュー系、読ませる系、カタログ系などに細分化していったように、これらのカルチャー系ポータルサイトも、いずれ個性の異なる数個に淘汰されていくのだろうな。
インターネットが登場して以来、世の中の情報量は恐ろしい勢いで増加し、それぞれの情報の相対的な価値は下がっている。その加速度はソーシャルメディアの登場により一段と増している。人がメディアになる時代の到来だ。アジャイル・メディアさんがやられているような、有名ブロガーを囲い込み広告配信システムを構築する方法は、非常に時代の先を読んでいた戦略だ。
今から100年以上も前、正岡子規の友人が『ホトトギス』という俳誌を創刊した。小さな雑誌ではあったが、正岡子規の句や、夏目漱石の『吾輩は猫である』の連載によってムーブメントが起こり、それ自体がひとつのカルチャーを作り出していた。世の中に新しい価値を提案したり、誰も見たことのない文化を世の中に伝えるという雑誌の純粋な存在意義が守られていた時代。ひとりの人間として正しく生きることについて思考することが、今よりもっと普通だった時代だ。
しかし、広告というシステムが根付いてしまってから、雑誌は商品を売るためのものになってしまった。発行部数を伸ばし存在し続けることが、いつしか目的になってしまった。そして、ネットを探索すれば情報を無償で手に入れられる時代に入り、無目的化した雑誌が垂れ流す情報は、ほぼその価値を失った。現在、多くの雑誌が廃刊に追いやられているが、本来残すべき価値のある雑誌が消え、収益性が高いだけの雑誌が残っていくような状況は非常に残念で仕方ない(がんばれ「デザインの現場」!)。
上にあげたようなカルチャー系ポータルサイトは、いずれも素晴らしい思想を持ち、広告収入だけに頼ることなくビジネスのマネタイズを実現しているように見える。ソーシャルメディアの力も借りながら、これらのサイトがずっと活動を続けてくれるとうれしいし、彼らを支えるようなコミュニケーションのモデルを、いつか提案してみたいと思う。
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日曜日, 1月 24th, 2010Diary / 2010年1月13日を、Tank Manの2回目の誕生日と名付けよう。 (Googleが天安門事件の写真検閲を解除した件)
木曜日, 1月 14th, 2010
(The Globe Now: 天安門の地獄絵 より抜粋)
6月3日(土)深夜、テレビのスクリーンに「戒厳令司令部」という文字が現れ、「広範囲にわたる市民の要請により、軍は暴漢に対処するため、協力かつ効果的な措置を講じようとしている。市民は街頭に出ないように。」という声明が読まれた。
兵士達は、「反革命分子が疫病の蔓延を計画中」であるから、と何かの注射をされ、命令があれば射殺せよと、言われた。
バスやトラックで作られたバリケードに一斉射撃が加えられ、人々が次々になぎ倒されていく。
戦車がバリケードをつきやぶり、その後に装甲車やトラックの列が続いた。
兵士達が注射されたのは、麻薬であったようだ。彼らは見境なく銃撃し、銃弾にやられた人々が悲鳴をあげるのを耳にしては、笑っていた。
40、50人の市民が列を作って、軍隊に向かって前進すると、並んだ戦車の間から歩兵が一斉射撃をして、なぎ倒す。弾丸を装填して発射、また装填して発射、、、。
冒頭の映像は、上記の天安門事件(6月3日)の翌日、北京に表れたひとりの男を映したものだ。自身の命を省みず戦車の前に立ち、軍事行動を阻止しようとしている。しかも、たったひとりで。
Tank Man(戦車の男)と呼ばれる彼の写真や映像は、中国当局の指示により、これまでGoogleや百度(Baidu)の検索結果から意図的に削除されていた。
しかし2010年1月13日、それらの写真が、検索サイト「Google.cn」で閲覧可能となった。
Google社が、個人情報をねらったサイバー攻撃が同社にあったことなどをきっかけに、中国向けサイトでの検索結果の検閲を中止したからだ。サイバー攻撃は、主に中国人活動家のGmailアカウントを狙ったものだそうだ。その後Google社は、中国市場からの撤退を検討する声明文を発表している。
Google社の、この勇気ある決断と意思表示を、私は強く支持したいと思う。
広告と関係なくてすんまそん。
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Diary / USAドラマを支えるCG合成技術 Stargate Studios(スターゲイト・スタジオ)
木曜日, 1月 7th, 2010
これすごいです。
CG合成の技術って、ものすごく上がってるんですね。。
映画やドラマでCGが使われてるのは知ってたけれど、ここまでとは思いませんでした。
カリフォルニアのCGスタジオ、Stargate Studios(スターゲイト・スタジオ)のリールが話題になっている。登場するのは「24」や「ヒーローズ」、「アグリー・ベティ」など、日本でもお馴染みのTVドラマたち。街中での派手な爆発シーンなどはもちろん、女性が住宅街を歩く何気ないシーンでもグリーンバック合成が使われており、全く違和感のない合成技術に驚かされる。 (White-screenより)
(追記)
CG合成の技術はもちろんすごいんだけれど、その技術を紹介したムービー自体もおもしろいんですよね。
こんなガチガチにかっこいい映像なのに意外と地味な撮影をしてる、っていうギャップ(裏事情)に、親近感がわくのかな。
「えっ、超高層ビルの上に立ってるみたいな顔してるのに、実は地上1メートルじゃないか!」っていうツッコミどころもあったし。
これを今後、「珍プレー効果」と呼ぶことにしよう(適当・・・)
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Diary / コミュニケーションのデザイン/構築は「体験の場」を設計すること
水曜日, 1月 6th, 2010
今年は、こんな感じで企画の仕事に取り組みたいなーというぼんやりしたものをまとめてみました。
まず大前提として、
コミュニケーションのデザイン/構築とは、「体験の場」を設計することである。
と考えることにします。
「場」をかたちづくる要素には、
・ビジュアルデザイン
・インタラクティブ(身体的)デザイン
・物語のデザイン
が含まれます。
これらの属性としては、
・五感との接続性
・単位時間内での変化の大きさ
・意味的発見の強度
・ツッコマビリティ
・身体性の延長
・共感性
などなど・・・があります。(整理しきれない。)
さらに、これらに共通する「時間軸」が存在します。
それぞれのデザインは、時間の経過とともに姿形を変えていくことが可能です。
参加者が体験したことは、経験となり、ひとつのクオリア的な記憶として脳に蓄積されます。
(この蓄積がもたらす、商品やサービスに対する好意的なイメージが、ブランドとか呼ばれているものと考える。)
さらに参加者は、さまざまな外部環境に接していて、常時それらの影響を受けています。
・環境のあらゆる物理特性
・メディア/情報
・他者
これらの外部環境は、参加者が「場」を体験することで蓄積する記憶の内容・強度を変化させます。
以上!
すぐに何かの役に立つわけではないですが、、コミュニケーションと呼ばれるものについて考えるときは、常にこれくらいの幅広いイメージで思考のふろしきを広げたいなぁという、まあ妄想であります。。
そして実は、ここまではたぶん誰にでもできることで、まだアイデアと呼べるものじゃない。ここから先のジャンプ力を今年はガシガシ鍛えようと思います。
がんばるわー。
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Diary / シャープの新スローガン「目指してる、未来がちがう」
水曜日, 1月 6th, 2010
シャープのスローガンが変わったのですね。
こんども、仲畑さんかな。
「家電」というくくりでは、今とこれからの業務内容や経営方針を包含できなくなったという判断でしょうか。
どんな未来を描いているんだろう。楽しみです。
ところで「目指す未来が違う。」っていうキャッチコピーを、昔どこかで見かけたような気がするのですが、どんな商品だったっけ。。思い出せん。松井秀喜がいたような・・・いなかったような・・・
シャープ、新スローガンは「目指してる、未来がちがう」
1月5日17時4分配信 サーチナ
シャープ株式会社 <6753> は5日、起業姿勢を表すこれまでのスローガン「目の付けどころがシャープでしょ。」を一新、「目指してる、未来がちがう。」に変えることを表明した。「目の付けどころがシャープでしょ。」は、1990年から使用を開始した。同社は今回のスローガン変更で、「オンリーワンで社会を変革してゆく」という、同社の企業姿勢をより鮮明に表したいとする。同社は新たなスローガンに、従来の概念にとらわれない「オンリーワン」な考えの下、液晶をはじめ、ソーラー、LED、プラズマクラスターといった新しい基幹技術で、人々の暮らしや世の中をより良く変えていきたいとの願いをこめたという。(編集担当:金田知子)
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Art / オラファー・エリアソン Olafur Eliasson / あなたが出会うとき Your Chance Encounter at 金沢21世紀美術館
月曜日, 1月 4th, 2010
年始の休暇を利用して、金沢21世紀美術館で開催中のオラファー・エリアソン展「あなたが出会うとき」を観てきました。
結論から言うと、人間の知覚に揺さぶりをかけることで意識や自己の本質を問う彼の作品が、インタラクティビティという新しく強力な翼を持ち、内なる知覚から外なる環境へとイメージの視野を広げながら飛び立った、とでも例えたくなるような、ほんとうに素晴らしい展示だったと思います。
そして金沢21世紀美術館という展示空間も、彼の思想、クリエイティビティが発揮されるのにふさわしい場だったのだなと感じました。建築家とアーティストの敏感な問題意識たちが、「現代」というふるいの中で出合い、混ざり合い、冬の金沢の空から静かに降り積もり、この場所とタイミングでしか有り得ない体験を私たちに提供してくれていたのでした。
大げさな言い方だけど、ほんとによかったですよ。
このブログを読んだ人が、一人でも多くの人が金沢に行ってこの展示を見てくれるといなぁ・・・
注)以下は、個人的な備忘録としての、作品ごとの概要・感想です。内容を知りたくない方、他人の感想を事前に見たくない方は、すっ飛ばしてください。
3 Room for one colour(一色の部屋)
オレンジの単波長の光だけで照らされた部屋。部屋の中にあるすべての物が、グレースケール単色に見える。
5 Your body as eye(眼になった身体)
50センチ四方程度の箱の中に、(人間の)両手の動きが映し出されている。箱の中は鏡張りになっており、箱に近づいて中を見ると、手の動きが万華鏡のように見える。
6 Less light horizon(微光の水平線)
10メートルくらいの真っ黒な立方体の部屋。入り口は無い。その壁面に1センチくらいの細さでスリットが入っており、中から光が漏れている。近づいてみると、黒い部屋の中は実は屋外で、漏れている光が太陽光であることが分かる。
7 Life is lived along lines(人生は線に沿って営まれる)
暗い部屋の中に、針金や薄い金属製の3点のオブジェが吊るされ、ゆっくりと回転している。オブジェには強い光が当てられ、その影がスクリーンに投射されている。部屋に入った観客はまず、スクリーンに投射された影のみを見ることになり、やがてその実体であるオブジェを発見するという動線が作られている。
9 Your making things explisit(見えないものが見えてくる)
うすい霧で満たされた巨大な部屋の中、一つの壁から対向する壁まで、細く長い一閃の光が放たれている。光の筋の中央付近には、ガラス製の電話ボックスくらいの大きさの箱が置かれている。霧によって光の筋がくっきりと見えるが、ガラス製のボックスの中だけは霧が届かず、光の筋が途切れているように見える。
10 Object defined by activity(動きが決める物のかたち)
暗い部屋の中に、形を変化させる氷の彫刻のようなものが3つ置かれている。しかしよく見ると、それらは小さな噴水で、ストロボライトの短い間隙の閃光で映し出されているために、あたかも固形の造形物のように知覚していたことが分かる。
11 Where do you come from? What are you? Where are you going?
21世紀美術館の小さな中庭に、透明の壁と屋根でできた10メートルくらいの通路がある。その中央に巨大な扇風機が設置され、通路をふさいでいる。
12-B Slow-motion shadow in colour(ゆっくり動く色のある影)
黄、オレンジ、赤、マゼンダ、青、緑。6色のライトが部屋の中に置かれ、壁を照らしている。人がその光の中に入ると、黒い人影の周りに6色の影ができる。
12-C Wannabe(ワナビ)
天井から吊るされたスポットライトが、床を1メートルくらいの円形の光で照らしている。
14 Your watercolour horizon(水の彩るあなたの水平線)
直径15メートルくらいの円形の暗い部屋の中央に、うすく水を張った、高さ数十センチ程度の円形の大きな水槽があり、その中央に下向きにライトが設置されている。ライトの光は水面に斜めに入り、水槽の底にある鏡で反射され、部屋の壁に投射される。光は、水面に斜めに入ることで波長分解され、壁に投射されるときには赤・青・オレンジなど複数の光の組み合わせとなっている。また壁に投射される光は、水面の揺れに同期してゆらゆらと揺れている。
16 Your atmosphere colour atlas(あながた創り出す空気の色地図)
白い霧が立ち込めた部屋。数メートル先しか見えない中を歩いていると、霧の色が、赤や緑、青へと変化していく。人が立つ場所によって、3原色が混ざった複雑な色を見ることができる。
どの作品も、インタラクティブ性が強く考慮されている。作品に人が身体的に関わることで、作品の意味を発見することができるのだ。知覚されるもの、つまり物の形や色、あるいは光そのものは、絶対的な存在ではなく、「見る人」と「対象」の関係性において、その意味が規定されているということだろ。(アフォーダンスに、こんな概念があった気がする。)作品のコンセプトにこういった要素が強く含まれているのは、私たちが生活のいろんな場面で環境(問題)を意識することが多くなったことと、決して無関係ではないだろう。
昔は「見る(鑑賞する)」ことが中心だったアート作品と鑑賞者の関わり方も、ここ数十年でより「体験する」要素が強くなっているのだと思う。新潟で開催されていた大地の芸術祭も、アートを自然の中に解き放つことで環境と相互作用させ、アートを体験する「場」そのものを鑑賞者に提供していることが重要なポイントとなっていた。
アートが、美術館という巨大な額縁から抜け出している。あるいは、美術館そのものの意味を変容させながら成長しているのだ。
美術館というメディアの捉え方。知覚という既成概念の裏切り方。広告に役立つことがたくさん潜んでいるなぁ。
オラファー・エリアソン あなたが出会うとき(公式サイト)
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水曜日, 12月 2nd, 2009
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まだ見てないんだけど(というか見るかどうか分からないんだけど)、表題の映画を見た方が感想を書いてらっしゃるブログが面白かったので、リンク貼ってみます。
色々事情はあると思うが、この監督は、いったい何のために映画を撮ってるんだろうか。
どんなに頑張ってもチャンスをもらえないその他大勢の監督候補や、人生をかけて撮影に取り組んでいるスタッフたちへの侮辱でもある。
自戒を込めて。






