Posts Tagged ‘USA’

Film / Luvs / New Kid カンヌ フィルムシルバー&コピーライティング

水曜日, 7月 14th, 2010

米プロクター&ギャンブルの紙おむつブランド、Luvのフィルム。

新しい兄弟を迎えることになった子どもの気持ちを、大人に置き換えて表現。

「え、お母さん何言ってるの・・・?」というこどもの気分が伝わる映像。

「こどもの気持ちを知り尽くしているLuv」というプロポジションだろうか。

もしも(大人である自分が)こどもと同じ状況に遭遇したら、という設定がおもしろいです。
 

  
インサイト:こどもの気持ちを知りたい。分からない。
プロポジション:Luvはこどもの気持ちを知り尽くしている。
アイデア:こどもの本音を、大人の目線で伝える映像を数多くつくる。

 
残りの映像はここhttp://www.luvdiapers.com/で見ることができます。

ところでWebサイトがおそろしくチープな作りなんですけど、大丈夫なんだろうか。
もちろんわざとですよね・・・
 
 
 

 
 

 
 
コピー(スーパー)はこれです。
 
What it feels like for a child to be told
they’re getting a new sibling.
“あたらしい兄弟ができると聞かされたら、どんなふうに感じるだろう。”

The second kid is a whole new ballgame.
“2番目の子どもは、深刻な事態を引き起こすのです。”

To share your own stories, visit Luvsdiapers.com

 
 

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Integrated Campaign / Burger King / Whopper Virgins

火曜日, 5月 11th, 2010


 
 
Burger King(バーガーキング)が、自社のハンバーガーWhopper(ワッパー)のおいしさを証明するために行ったキャンペーンがおもしろいです。 *2008年のキャンペーン

Whopperとビックマックの味を公平な条件で比較するために、グリーンランドの少数民族など、今までどちらのハンバーガーも食べたことのない人に協力を依頼し、味の判定を行ってもらっています。

結果的には、Whopperが支持を集めたとのこと。
でも逆だったらどうなってたんだろーこの企画。

実証実験をするというと、ふつう堅苦しいイメージなのに、実証の方法や映像のトーンがちゃんとバカバカしいものになってて、バーガーキングのイメージを壊していないのがすごいなぁ。

バーガーキングの、小さなキャンペーンの積み重ねでブランドを作っていくやり方は、ユニクロが多数のマイクロサイトを作りながらブランドイメージを作っているのと近いのではないかと思った。
 
 

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Mobile / GAP / iPad Application “Gap 1969 Stream”

木曜日, 4月 8th, 2010


 
 
GAPから、iPad向けのアプリがリリースされたそうです。
タレントやGAPのデザイナー、ファッションメイヴンらが手がける映像や、ミュージックビデオ、ランウェイデザイナーによるビデオストリーミングなど、GAPのジーンズブランド「1969」に関するコンテンツを見ることができるアプリ。

コンテンツは完全にショッピングサイトに統合されており、お気に入り商品を友人と共有することも可能。また、ユーザが最寄りのGAPストアを簡単に見つけることができる機能も含まれるとのこと。

エージェンシーはAKQAです。

クレジットに、日本人の方も入ってますね。
 

Agency:AKQA, San Francisco
Creative Director:Shira Bogart
Head of Mobile Technology:Sebastien Rousseau
Art Director:Hideki Owa
Copywriter:Miranda Maney
Designer:Josh Gross
Associate Designer:Jonathan Leachman
Management Supervisor:Victoria Graham
Programmer:Simon Whitty
Programmer:Joseph Wee
 
 

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Film / Old Spice / Armpit Mountain

月曜日, 3月 29th, 2010

Old Spiceの、うさんくさい感じのトーンが好きだわー。

不真面目さって、勇気とか革新の象徴でもあると思う。


 
 
 

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Integrated campaign / Old Spice / Did You Know

木曜日, 3月 11th, 2010

Old Spice(日本向けサイト)は、アメリカでは有名なデオドラントのブランド。メーカーはP&Gです。NFLのオフィシャルデオドラントとしても知られているそうです(今は違ってたらすみません)。

そのOld Spiceの商品プロモーションのために、”Did You Know”というCFが作られました。アフリカ系のアメリカ人俳優が、「(女性たちに向けて)あなたの彼に、こんな香りはどうかな?そして男性たち、女性はOld Spiceの香りが好きなんだ」と語りかける映像です。

ちょっとヘンでお茶目で、最後にちょっとしたドッキリもあるおもしろい映像なのですが、さらに、この映像がワンカットで撮られたということに疑問を持ったテレビ(?)コメンテーターが、”Did You Know”をつくったWiden + Kennedyのクリエイター二人(Craig Allen(AD/CD)、Eric Kallman(CW/CD))に作成方法をインタビューするムービーが作成され、こちらもYouTubeにアップされています。

コメンテーターは、「映像がワンカットではない」方にお金をかけると言ってます。

単に「バイラルムービー」と「メイキングムービー」を組み合わせるのではなく、クリエイターインタビューという方法で、テレビの文脈にうまいこと乗っけてるのが上手いなーと思います。

このコメンテーターが日本でいうところの古舘伊知郎さんあたりで、このインタビューがもし完全なパブリシティだとしたら、すごい費用対効果です。
 
 
 
“Did You Know” (本編)


 
 
“The making of Old Spice’s commercial” (メイキング)


 
 
 
Old Spiceは、他にもユニークなCMを多数制作しています。
YouTube上で見つけたものをいくつか貼っておきます。
バズを意識していると思わる、かなりゆるい&ファニーなものばかり。
おもしろいです。
 
 
“Karate”
 

 
 
“Arm Wrestler” 


 
 
”Kiss”


 
 
 

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Film / Budweiser / Bridge バドワイザーが飲みたくて・・・人間ブリッジ

水曜日, 2月 10th, 2010


 
 
■インサイト
おいしいビールが飲みたい。
おいしいビールを飲むためなら、”多少の”努力は厭わない。

■プロポジション
バドワイザーのためなら、大勢の人が動く。

■クリエイティブ要素
ピンチ→人々の力を結集して解決
 ヒーローが登場するのではないところがインターネット的/21世紀的?
喜んで車の下敷きになる人々のこっけいさ
 バドワイザーのためならなんでもやる、っていうコメディ

商品が世の中で人気があるというコンテクストを伝えるために、「商品が好きすぎて○○しちゃった」というシチュエーションコメディを映像化する方法は、もう定形化している。枠の中でどこまでおもしろいことをできるか合戦、になっちゃってるけれど、それはそれで安心感もあって好きだったりしますw
 
 
 
■クレジット
代理店 BBD(Chicago)
VFX The Mill
 
 

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Integrated campaign / Integrity / Skills challenge

火曜日, 2月 9th, 2010

MARVIN Window and Doorsという、窓やドアを販売するアメリカの会社のWOM系キャンペーンです。

この会社は、3つのブランドを持っています。メインブランドの”MARVIN Window and Doors”、窓のリプレースメント(買い替え)を請け負う”INFINITY”、そしてちょっとカントリー風の窓やドアを販売する”Integrity”。ここで紹介するバズムービーは、”Integrity”のプロモーション用に作られたものです。

たくさんありますが、どれも「職人のスーパーテクニックを披露する」内容になってます。

ホントと嘘のギリギリラインを狙った超絶技がおもしろいですw

YouTubeでは、これらのムービーからIntegrity Skill Challengeにリンクが張られています。サイト上では、ムービーを模したゲームを楽しめたり、自分の技をアップロードできる仕組みが構築されています。
 
ブランドの信頼性に与える影響を考えると???が頭に浮かぶキャンペーンだけど、仮にこのブランドが業界シェア下位だとしたら、このくらいのインパクトで技術力をアピールするという選択肢はアリかもしれない。
 
※とりあえず子供は真似をしないでください。
 
 
釘打ち編


 
 
メジャー編


 
 
ソウブレード編


 
 
釘投げ男編


 

■インサイト
技術力の高い施工会社に、窓やドアを作ってほしい

■プロポジション
うちの職人の技術力は、とにかくすごい

■クリエイティブ要素
・嘘だけど本当のような映像 (=Nikeのロナウジーニョ・バズムービー)
・窓やドアといった商品ではなく、道具の使い方を誇張
 →商品でバカなことをしなかったのは正解だと思う。
 
 

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Film / ABSOLUTE / I’m Here by Spike Jones

月曜日, 1月 25th, 2010

 
 

 
 
スパイク・ジョーンズがAbsolute Vodkaと共に、”I’m Here”というショートフィルムを完成させました。(上の映像は、そのトレーラーです。)

ロサンゼルスに住むふたりのロボットの関係を描いたこの30分のフィルムは、サンダンス映画祭で上映されました。

 
「これは、信じられないようなチャンスでした。彼ら(ABSOLUTE)は私に、ウォッカに関連のある映像を作らなければならないといった要求を、全くしませんでした。彼らはただ、私が重要であると考えるものを作り、私のイマジネーションを自由に開放して欲しいと言ったのです。」(Spike Jones)

「ABSOLUTE VODKAは常に、創造性と共に発展してきました。そしてスパイク・ジョーンズと共に、私たちはクリエイティブ・コラボレーションの新しいスタンダードを作るのです。スパイク・ジョーンズは、現代のポップカルチャーシーンにおける、最も影響力を持つ人物の一人です。この30分のフィルムは、私たちABSOLUTEのクリエイティビティやコラボレーションの姿勢が恒久的であることを、巧妙にかつ微妙なニュアンスで表現しているのです。」(Anna Malmhake, Vice President Global Marketing at The Absolut Company)
 
※雑な和訳でスマソ・・・
 
The creative collaboration between ABSOLUT VODKA and Spike Jonze will be accompanied by a charitable donation of $30,000 to 20/20, an American Film Institute (AFI) initiative, designed to enhance cultural exchange, understanding and collaboration through filmmakers and their films from the US and abroad. Spike and ABSOLUT are each donating $15,000.
 
また、スパイク・ジョーンズとABSOLUTEはそれぞれ15,000ドルの寄付を、20/20という名の映像関連団体に寄付したとのことです。
 
 
 

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Online / AXE / Hair Crisis 100 Girls

月曜日, 12月 21st, 2009

One Show Interactive 2009でGoldを獲得した、AXEの「100 Girls」がおもしろい。

AXEの男性向けヘアスタイリング商品の発売に合わせてローンチされたサイトです。

目的は「女性が男性を判断するとき、ダサイ髪型がいかに悪影響を与えるか」を周知すること。
 
 
 
サイトを開くと、突如、画面いっぱいに広がる女子女子女子女子女子オラオラオラオラオラ!!!

このインパクトはすごいです。この時点で画面を閉じる男おらへんわ。女子たちは全部で100人。どうやらシフト制で本当に24時間待機していたようです。どれくらいの期間、運用してたんだろう。

サイトに来たユーザが、自分の顔写真を(下心満載で)パソコンから送ると、顔写真はただちに女子たちの部屋にある巨大なスクリーンに映し出されます。

女子たちは、男性の髪だけではなく、ひげや表情、アクセサリーといったものから総合的に判断して、「YES」と「NO」のどちらかの判定を下すのだそうです。そしてその結果は「65%」といった具合に画面に表示され、最後に、ユーザの髪質に合うヘアケア商品をおすすめしてくれて終わりです。

キャバクラのお姉ちゃんに失礼なこと言われても、実はうれしいというシチュエーションにそっくりであります。
 
すなわち、女性に対して、社会的には上の立場でいたいけれど精神的には甘えたいという状況。

狭い部屋に閉じ込められた女性たちを一見自由に操っているようで、実は主導権を握っているのは彼女たち、というこのサイトの構造もそれと同じだ。

男のバカな欲望よ!

AXEはどんなプロモーションでもそうだけれど、「男性のモテたい欲望」を満たすための設定や手法を緻密に計算していてすごいな。

解説サイト
 
 
 
■インサイト
・女性にモテたい
・女性に弄られたい

 
■クリエイティブ要素分析
・尋常じゃない数の美しい女性が一同に集まる
  この時点でウハウハしてしまいます
・人間とのリアルタイムなインタラクション(画面の向こうに本当に今人がいる)
  え、なな生なの!で2段目ロケット点火
・(上記2点により)100人の女性が少なくともこの一瞬は自分のことを考えている、という状態を演出
  もはやそんじょそこらのキャバクラでは味わえない快感です
・画面の切り替えスイッチ
  女性を支配したいという欲をよく分かってらっしゃる… 
 
 
 
■クレジット
Client / Unilever
Agency / BBH New York / New York
Agency Producer / Fabien Pichler, Chad Utsch
Art Director / Erik Holmdahl
Creative Director / Calle Sjoenell, Pelle Sjoenell, Kevin Roddy
Director / Tom Malmros
Production Company / B-Reel
Writer / Beth Ryan
 
 

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Integrated campaign / Shocking Barack by Crispin Porter + Bogusky オバマにバイクは届いたか?

月曜日, 11月 2nd, 2009

本日紹介するのは、Crispin Porter + Boguskyが手がけたキャンペーン「Shocking Barack」でございます。
※ちなみにBarackは、バラク・オバマの”バラク”

簡単に説明すると、Brammoという電動バイクメーカーのプロモーションのため、Brammo社員二人が、デトロイトからワシントンD.Cまで電動バイクで旅をして、彼らが乗って来たバイクをオバマ大統領にプレゼントしようという企画です。
 
二人が旅をする、デトロイトからワシントンまでのルートは、某自動車メーカーのCEOが大統領に経営再建支援を求めるために通ったルートと同じものだそうです。
 
サイトに、「このキャンペーンはアメリカ国民の善意に期待している」といった内容の説明が書かれている通り、電気バイクの充電や、二人の社員が寝泊まりする場所から、オバマに会うための方法まで、サイト上で募集をしています。かなりの場当たり的というか、電波少年的キャンペーン!w

旅の様子はYouTubeに逐次アップされ、バイクの現在地はGoogle Map上にほぼリアルタイムで表示されるようになっていました。Twitterも活用され、このサイトのURLを紹介している最新のツイートが表示されるようになっています。CP+BのAlex Bogusky氏自身も、Facebook上でこのキャンペーンを盛んに紹介していました。

 

shockingBarack
キャンペーンサイト 
 
 

最後にアップされた動画
 
 
で、気になる長旅の結果はというと、オバマさんに直接会うことはできず、バイクの鍵を入れた手紙をホワイトハウスに郵送してキャンペーン終了となったみたいです。うーん、会えたらすごかったのに〜。

このキャンペーン自体が有名になればなるほど、大統領も会わざるを得なくなるという筋書きだったのではと思いますが、どうやらそこまでは広がらなかったみたいです。(最後の動画の再生回数は、1,100回程度。)
 
結果がどうだったかは別として、たぶん超低予算であっただろうと想像されるこの案件。その中で、オバマ大統領という著名人の使い方や、ルート設定の仕方など、とても良く出来た設計のキャンペーンだと思いました。もし会えていたら、どれくらいの費用対効果になっていたか想像もつきません。
 
 
■クリエイティブ要素分析
・広告主(商品の作り手)が参加することによる、本気感の醸成
・オバマ大統領という最強の時事ネタと絡める
・「誰かが助けないと終わってしまう」という、人間の親切心を煽る演出
・GPSを使ったリアルタイムな位置情報の提供による、生放送感・リアルさの演出
・Twitter連携
・YouTube利用
 
僕が知らないだけで、PR側からの仕掛けがあったり、事後のパブリシティも獲得できているかもしれません。
 
 

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