Posts Tagged ‘WOM’

Integrated campaign / Old Spice / Did You Know

木曜日, 3月 11th, 2010

Old Spice(日本向けサイト)は、アメリカでは有名なデオドラントのブランド。メーカーはP&Gです。NFLのオフィシャルデオドラントとしても知られているそうです(今は違ってたらすみません)。

そのOld Spiceの商品プロモーションのために、”Did You Know”というCFが作られました。アフリカ系のアメリカ人俳優が、「(女性たちに向けて)あなたの彼に、こんな香りはどうかな?そして男性たち、女性はOld Spiceの香りが好きなんだ」と語りかける映像です。

ちょっとヘンでお茶目で、最後にちょっとしたドッキリもあるおもしろい映像なのですが、さらに、この映像がワンカットで撮られたということに疑問を持ったテレビ(?)コメンテーターが、”Did You Know”をつくったWiden + Kennedyのクリエイター二人(Craig Allen(AD/CD)、Eric Kallman(CW/CD))に作成方法をインタビューするムービーが作成され、こちらもYouTubeにアップされています。

コメンテーターは、「映像がワンカットではない」方にお金をかけると言ってます。

単に「バイラルムービー」と「メイキングムービー」を組み合わせるのではなく、クリエイターインタビューという方法で、テレビの文脈にうまいこと乗っけてるのが上手いなーと思います。

このコメンテーターが日本でいうところの古舘伊知郎さんあたりで、このインタビューがもし完全なパブリシティだとしたら、すごい費用対効果です。
 
 
 
“Did You Know” (本編)


 
 
“The making of Old Spice’s commercial” (メイキング)


 
 
 
Old Spiceは、他にもユニークなCMを多数制作しています。
YouTube上で見つけたものをいくつか貼っておきます。
バズを意識していると思わる、かなりゆるい&ファニーなものばかり。
おもしろいです。
 
 
“Karate”
 

 
 
“Arm Wrestler” 


 
 
”Kiss”


 
 
 

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Film + Online / Nokia / Bruce Lee -Pingpong

金曜日, 1月 8th, 2010

 
 

 
 

 
 
中国で作られた、Nokiaの携帯電話プロモーション用のバズムービーです。ブルース・リーモデル携帯の発売に合わせて制作されたみたい。嘘だと分かってても、おもしろいなー。

個人的には、カラーフィルムのほうが好みではあります。オレンジの道着も見れるし。

あと思ったのは、面白いバズムービーは、クライアントが許せばずっとオンラインに残ることになるので、上手くいけば効果は半永久的に続くということ。単発で面白い映像を作るのもいいけれど、5年、10年と続けることで、生まれてくるものもあるんだろうな。(つっても、映像のフォーマットはどんどん新しくなってるからなんとも言えない。)
 
 
■クリエイティブ要素分析
・有名人
・ギリギリ嘘って分かる映像(嘘でも許せる映像)
・スゴ技

■クレジット

Client: Nokia
Agency: JWT Beijing / Beijing
Agency Producer: Lin Ma
Art Director: Dechun Qiu
Creative Director: Polly Chu
Creative Director: Shankun Sun
Director: Jinjing Zhu
Producer: Jade Tang
Production Company: JQK Production
Writer: Wei Huang

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Online / AKQA / Christmas 電子レンジでクリスマスソング!

水曜日, 12月 23rd, 2009

Great Christmas video from AKQA!!

つっても去年のクリスマス用に作られた映像なのですが、何度見てもいいなぁと思うので載せてしまえ。と。

電子レンジの音に、こんなに違いがあるなんて発見です。

ヘタウマな感じが「リアル」でいい。 

YouTube用の映像としての作り方(メイキングから本編への流れ)も参考になるかも。
 
 
 

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Online / The 4TH Kind(フォース・カインド)のプロモーション

金曜日, 12月 11th, 2009

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映画「フォース・カインド(THE 4TH KIND)」のコミュニケーション戦略が、なんだかよくできている。

 
ちょうど今日、Yahoo!ニュースやmixiニュースで、下記のようなエンターテイメント関連ニュースが流れました。

Yahoo!ニュース(カテゴリー:エンターテイメント)
タイトル/怖すぎて放送できなかったテレビCMをWEBで公開
記事抜粋/「テレビで放送するにはあまりにも怖すぎる」とお蔵入りになっていたTVCMが11日未明、公式サイトで公開された。

mixiニュース(カテゴリー:芸能総合)
タイトル/“怖すぎる”とお蔵入り予告編CMが午前3時33分からネット限定で公開
記事抜粋/「テレビで放送するにはあまりにも怖すぎる」とお蔵入りになっていたTVCMが11日未明、公式サイトで公開された。

いずれも、実際の映像と再現映像を交えた”超常現象”ドキュメンタリー映画「フォース・カインド(THE 4TH KIND)」の告知なのだけれど、Webでしか見れない映像を作成することで、単なる上映告知ではなくサイト誘引の機能もPRに持たせている。

で、何が素晴らしいかっていうと、

「テレビで放送するにはあまりにも怖すぎる」とお蔵入りになっていた

という設定。

いやいや、怖すぎるからってお蔵入りにはならんだろう(笑)と思うわけですが、この一文(状況設定)があるだけで、Web限定ムービーの希少価値がぐぐっと上がっている。テレビでは見れない、ってこともスマートに伝わっている。Webサイトを訪れる理由付けが明確に提示されている。
 
 
しかも限定ムービーは、「毎日深夜午前3時33分より1時間だけ」公開。商品にレア感を出すことで、見たくなる心理を刺激している。一方でこのような深夜時間帯にのみ映像を公開することは、明らかに視聴数の低下を招くはず。にもかかわらず公開時間を限定しているのは、「がんばって深夜に映像を見た」というプロセスが、クチコミの確度と精度を向上させ、結果的に広範囲へ話題が拡がるという計算があるからだろう。私はまだ限定ムービーは見ていないですが、もしそうだとしたら、Twitterやmixiへのリンクが付いているはず。まあなにより、その映像が本当に恐ろしい(=コンテンツ価値が高い)という自信がないと、できないプランニングではあるけれど。

 
 
THE 4TH KIND トレーラー(HD)


 
 
こちらは、渋谷の街頭ビジョンMigthy Visionで流された映像。自分はリアルタイムに見ていて、なんじゃこのやたらリアル感のある恐怖映像は!と思って、思って、そのまま通り過ぎてましたw


 
 
■インサイト
怖いもの見たさ
 
■クリエイティブ要素分析
・限定公開のおもしろ映像
・Web限定
・配信時間限定
・テレビでは見れない(そこでしか見れない)コンテンツ
・作り物ではない恐怖映像
 
 

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Film / Sumsung / Omni90

水曜日, 12月 9th, 2009

少し古いですが、おもしろいバイラルムービーです。
ぜひ見てみてください。

クライアントはサムスン。携帯電話の新発売プロモーション用です。

芸が細かいです。

■クリエイティブ要素分析
・素人が家庭用ムービーで撮ったような映像風
・CGを使った、驚きのある仕掛け映像
・「パレード」+「花火」というモチーフ
・『びっくり箱』的な効果

ミシェル・ゴンドリーの「鼻から手が出てルービックキューブを組み立てる」映像とか、GT.Incさんの「    」(忘れちゃったけど、女子高生の部屋にモンスターが住み着いちゃうバイラルムービー)に構造は似てる。

こういう「びっくり箱」的映像の本質はどこにあるんだろう。

wikipediaによると、

びっくり箱は、他人を驚かしてからかったりするための玩具であるが、まま「罪の無い悪戯」の範疇とみなされる。大抵の内容物は人畜無害かつユーモラスなバネ仕掛けの人形(ぬいぐるみの一種)であるが、悪趣味なものではグロテスクな内容物が噴出したり、不愉快な物品が飛び出してくるものも無いではない。

これらは「蓋付きの箱」という装置が「内容物が(シュレーディンガーの猫のように?)開くまで判らない」という性質を利用したもので、また心理学の側面から見れば、「突然目前に予想していなかった現象が発生すると、パニックを起こす」という人間の心理を応用したものだといえよう。このため、内容物は可愛らしい人形でも十分に人を驚かせることが出来る訳で、また罪の無い悪戯という意味でも、本当に不愉快だったり不快感を与える物品は避けられる傾向にある。

とあります。

「罪の無い悪戯」がキーワードですね。「他人を驚かせたい」けど「他人に怒られたくはない」という二つのインサイトのちょうど良いバランスのところに存在するコミュニケーション、すなわち「罪のないいたずら」は、現代人が心の奥に留めている攻撃的な本能を刺激しているんじゃないか、という直感を受けます。他人をびっくりさせるのが好きな人っていますよね。そういうタイプの人にとって特に、「罪の無いいたずら」を仕掛けるバズムービーは、クチコミしたくなる心のスイッチを押す力を持っているのかも。
 
「攻撃的」「内向的」「保守的」「楽観的」といった人間の性向に基づくセグメンテーションは、クチコミの効果を予測する際の指標の一つとして、もしかして有効かもしれません。
 
 
 

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長澤まさみ×サンボマスター Film / サンボマスター / LOVE SONG

水曜日, 11月 25th, 2009

サンボマスター「ラブソング」のPVを、箭内道彦さんが自主制作。

(自主制作のPVになぜ長澤まさみが!ってところは、突っ込まずに・・・)

サンボマスターの曲もすごくいいんだけれど、長澤まさみって、こんな魅力的な子だったんだ!という驚き&発見の方が自分としては大きかったです。すげーかわいい・・・

 
 
で、こちらが本物のPVです。

自主制作バージョンは、もしかすると、本物バージョンの男の子が、かつて彼女と二人で来た旅行で撮ってたビデオを再編集した映像、って設定なのかもー。たぶんそうだわ。
 
 

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Integrated campaign / Shocking Barack by Crispin Porter + Bogusky オバマにバイクは届いたか?

月曜日, 11月 2nd, 2009

本日紹介するのは、Crispin Porter + Boguskyが手がけたキャンペーン「Shocking Barack」でございます。
※ちなみにBarackは、バラク・オバマの”バラク”

簡単に説明すると、Brammoという電動バイクメーカーのプロモーションのため、Brammo社員二人が、デトロイトからワシントンD.Cまで電動バイクで旅をして、彼らが乗って来たバイクをオバマ大統領にプレゼントしようという企画です。
 
二人が旅をする、デトロイトからワシントンまでのルートは、某自動車メーカーのCEOが大統領に経営再建支援を求めるために通ったルートと同じものだそうです。
 
サイトに、「このキャンペーンはアメリカ国民の善意に期待している」といった内容の説明が書かれている通り、電気バイクの充電や、二人の社員が寝泊まりする場所から、オバマに会うための方法まで、サイト上で募集をしています。かなりの場当たり的というか、電波少年的キャンペーン!w

旅の様子はYouTubeに逐次アップされ、バイクの現在地はGoogle Map上にほぼリアルタイムで表示されるようになっていました。Twitterも活用され、このサイトのURLを紹介している最新のツイートが表示されるようになっています。CP+BのAlex Bogusky氏自身も、Facebook上でこのキャンペーンを盛んに紹介していました。

 

shockingBarack
キャンペーンサイト 
 
 

最後にアップされた動画
 
 
で、気になる長旅の結果はというと、オバマさんに直接会うことはできず、バイクの鍵を入れた手紙をホワイトハウスに郵送してキャンペーン終了となったみたいです。うーん、会えたらすごかったのに〜。

このキャンペーン自体が有名になればなるほど、大統領も会わざるを得なくなるという筋書きだったのではと思いますが、どうやらそこまでは広がらなかったみたいです。(最後の動画の再生回数は、1,100回程度。)
 
結果がどうだったかは別として、たぶん超低予算であっただろうと想像されるこの案件。その中で、オバマ大統領という著名人の使い方や、ルート設定の仕方など、とても良く出来た設計のキャンペーンだと思いました。もし会えていたら、どれくらいの費用対効果になっていたか想像もつきません。
 
 
■クリエイティブ要素分析
・広告主(商品の作り手)が参加することによる、本気感の醸成
・オバマ大統領という最強の時事ネタと絡める
・「誰かが助けないと終わってしまう」という、人間の親切心を煽る演出
・GPSを使ったリアルタイムな位置情報の提供による、生放送感・リアルさの演出
・Twitter連携
・YouTube利用
 
僕が知らないだけで、PR側からの仕掛けがあったり、事後のパブリシティも獲得できているかもしれません。
 
 

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笑いは伝染るんです!: Skype / Laughter Chain

火曜日, 6月 23rd, 2009

「笑いの連鎖」というタイトルの、Skypeによるバイラルムービー。

とくに、3人目が必見です!

やばいです。

確かに伝染する。 
 
 

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超くだらないノルウェーのバイラル(WOM)広告:Gilde / Crazy woman BBQ

金曜日, 6月 12th, 2009

■インサイト
人は「BBQ」というフォーマットに、ちょっと飽きている。

■プロポジション
手間のかからないGildeのバーベキュー肉なら、もっと他の楽しみを見つけたり、時間を費やすことができる。

■クリエイティブ
インサイトは絶妙だけど、プロポジションがちょっと弱いというか筋違いかな、という気がしました。
これがテレビで流れたら確実に目を留めると思うけど、
肉が食べたくなるかっつーとそれは別・・・っていう意味で。

たぶんバイラルムービーを作ることが前提で、プロポジションは後付けだったのではないかな。
でもやっぱり、単純に面白いってことは、すごいことだなぁ。

コピーの原文はこちらです。
“Effortless BBQ.”
“Find another way to impress.”

■クレジット
Client: Gilde
Agency: Bates United, Oslo
Art Director: Lars Holt
Copywriter: Petter Andersen
Production Company: Flodell Film Stockholm
Director: Tomas Jonsgarden
Producer: Magnus Akerstedt
Director of Photography: Goran Hallberg
Post Production: The Chimney Pot

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ホームページがYouTubeにある会社? – BooneOakley

火曜日, 6月 9th, 2009

このBooneOakleyという広告代理店、自社サイトをYouTube上に作ってしまったそうです。YouTubeのインタラクティブなコメント機能「アノテーション」を駆使して、わりとちゃんとしたメニュー構造が出来上がっています。

メンテナンスが面倒とか(修正するたびに映像エンコード 笑)、SEO対策不能とか、問題もいろいろありそうですが、「こいつら面白そうだ」と一発で思わせるには最高の自社サイト。

こうやってブログに書かれることも織り込み済みの作戦なのだろうなぁ。

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